独自ドメイン (1) - メールアカウント設定 -

目的

  • 研究・技術等のため、 "@hoge.com" (仮) という 独自ドメイン を取得

  • ドメインを メールアドレス として使用.

    • 会社活動など、 gmail などのフリーメールでは 信頼不足 だったり 不都合がある場合 に使用する.


やったこと

以下のステップで メール送受信環境 を構築。

  1. "Cloudflare" アカウントの取得

  2. Gmailアカウントの新規作成 (ビジネス用としてエイリアス利用=実際上のメールサーバ)

  3. "お名前.com" にてドメインを0円/初年度で取得(更新料:1500円、即、継続更新やめる)

  4. "Cloudflare"へドメインを追加、ネームサーバをCloudflareに切り替え

  5. Cloudflareの Email Routing 機能を有効化

  6. Gmailアカウントへメールを転送設定

  7. Gmail側でSMTP送信(エイリアス送信)を有効化

  8. SPFレコードのDNS TXT設定をCloudflareで実施


実施する上での注意点備忘録

Gmailアカウント新規取得

  • Gmail を新規作成 (名前の設定は要注意)

  • 二重認証 をいれる → アプリパスワード を後ほど設定.

ドメインの取得(お名前.com)

  • 初年度 0 円、ただし、自動更新2年目以降1500円.

  • cloudflareは最安:9 ドル (1300円以下)

  • 即、自動更新、切るべし( 1年後、ドメイン停止: 移管 ( cloudflareでお金かかる ) or 再発行)

  • 永続使用を決断できるなら最初から cloudflareでよい

Cloudflareへドメイン追加

Cloudflare Email Routing の設定

  • メールサーバ > Email Routing にて

    • 宛先アドレス : gmail.com

    • カスタムアドレス : 設定したいドメインのアドレス

  • SPFレコードの設定 ( 迷惑メールになりがちのため )

    • タイプ:TXT

    • 名前: hoge.com

    • コンテンツ: v=spf1 include:_spf.mx.cloudflare.net include:_spf.google.com ~all

Gmail側のSMTP設定

上記は、受信のみの設定:

  • [設定] → [アカウントとインポート] → [他のメールアドレスを追加]

  • SMTPサーバとして Gmail を設定

  • 送信元として ドメインメールアドレス が使えるように

  • 設定時、アプリパスを使用する.

動作検証

  • 一応、転送はできている.(送信者がおかしいが)

  • SPOも動作.


まとめ

  • cloudflareとgmailアカウントを利用 して、 企業ライクなドメイン名 (@hoge.com)を持ち、信頼性ありそうなメールアドレスを取得可能

  • 永続使用なら 最初からcloudflare

  • 単年度ごとに別ドメイン名でよいなら、 0円プランで作成、自動更新オフ、で使用.