基本 (1) - Sphinxを使用する前に -

特徴

  1. マークアップ言語

    • ReStructuredText(ReST) と呼ばれる シンプル読み易い マークアップ言語で文書を記述.

  2. 同一ファイルから 多種の出力フォーマットに対応

    • HTML、PDF、ePub、テキスト、様々なドキュメントが同一ファイルから生成可能.

    • 異なるプラットフォームやメディアに適したドキュメントを一括で作成可能.

  3. 容易なコード統合と自動生成によりドキュメント保守が容易

    • コードのドキュメンテーションに適しており、 種々の言語のハイライトやリンクが生成でき、目次、索引、クロスリファレンスなどは自動的に生成できる.

  4. カスタマイズ性とコミュニティ・エコシステム

    • Sphinxは、多くの 設定オプションと拡張機能を提供 し、プロジェクトのニーズに合わせてカスタマイズ可能.多くのオープンソースプロジェクトで採用され、コミュニティがサポート.


新規の使用は非推奨な件

オワコンな件

  • chatGPTにオワコンかと尋ねたら、 "オーワコン(??)じゃない" と返ってきた.

    • が、しかし、正直、Sphinxプロジェクトは、実際ほぼ出オチで、 オワコンと化してるのが現状

    • 整備や開発があまり進んでない.枯れたといえるほど整備もされてない.

    • python公式ともの好き以外、誰が使ってるのか?という印象.


それでも使用するのは

  • だが、HTML書くより、断然マシ.GUIやHPビルダを使用しなくて良い.

  • 学習のサンクコスト ( Sunk Cost )

  • コード書きとの親和性は高く、便利な部分は少ないが、あるにはある.

    • ( 当然、このHTMLもSphinxで書いてる )

  • 「新規でSphinxをはじめよう」と思う人は、 素直にReSTよりMarkdownなどをやったほうが良い と思う.

  • 本文献は、個人的備忘録、と 一部の "もの好き" のためか.