############################################################## solidworksにおける 部品とアセンブリとボディ・マルチボディ ############################################################## * solidworksには、複数の物体の定義の仕方がある. * それぞれ似ているようだが、それぞれ、何ができて、何ができないか、が異なる. ========================================================= 分類について ========================================================= .. csv-table:: **solidworksの物体定義の分類** :header: "名称", "ファイル", "内包できるもの", "役割", "備考" :widths: 10, 10, 20, 30, 30 :width: 800px "アセンブリ", "あり (.sldasm)", "部品、アセンブリ", "部品やアセンブリ(サブアセンブリと呼ばれる)同士を結合させる", "" "部品", "あり (.sldprt)", "ボディ", "内部に0個以上のボディがあるはず", "基本パーツ単位" "ボディ", "", "", "実体のエンティティ", "" "マルチボディ", "", "", "実体のエンティティ", "単にボディが複数あるだけ、ブーリアン可能" | * 包含関係は、 **アセンブリ>サブアセンブリ>部品>ボディ(マルチボディ)** と考えて良い. | | ========================================================= マルチボディの生成 ========================================================= * 部品ファイル内で複数のボディをもっていれば、マルチボディと呼べる + 複数のフィーチャを用いてボディを生成する際に、 "マージ" を選択しなければマルチボディになる + ソリッドボディ(2) などと、ボディが複数になる * [フィーチャー] - [組み合わせ] で、加算・減算・共通 などを適用すれば、ボディ間の **ブーリアン演算が可能** で、マルチボディ化、もしくは、単一ボディ化ができる. + gmshなどで **メッシュ生成する際に重要** + 複数部品をアセンブリにて、 **ひとまとめにする** 、もしくは、 **差分をとって流体の流路を作る際に有用** である.